Hakurokin’s 縁側生活

アルコール依存症/うつ病/リハビリブログ

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ77

二〇二三年七月三十一日(月)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。 昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン1…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ77

二〇二三年七月三十一日(月)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。 昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン1…

Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて498

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 母の朝食の支度。 午前六時。 前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐は藤野「柚子おぼろ」。二分の…

Blog21・全体主義抑止のための「すきま風」

ヴェルデュラン夫妻が借りたラ・ラスプリエールの別荘で語り手「私」はかつて指摘された。「すきま風がお好きなんですね」。その時の「すきま風」とはなんだっただろう。ヴェルデュラン夫妻のような社交家にとっては許しがたい「すきま風」。 それはせっかく…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ76

二〇二三年七月三十日(日)。 昨日で検便が済み今日からフードの種類と量を適宜調整。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合適量。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)その他の混合…

Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて497

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 母の朝食づくり。昨日退院してきた。 午前六時。 前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐は豆光「に…

Blog21・からっぽなモレルの複数性

バイエルンのある侯爵夫人を母に持つシャルリュスはフランスで暮らせば暮らすほどフランスの帝国主義的愛国主義という単純素朴なナショナリズムから遠ざかる。耳ざわりで仕方がない。もっとも、シャルリュスのドイツ贔屓は一方で長くフランスで暮らす大貴族…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ75

二〇二三年七月二十九日(土)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで …

Blog・パリのおごり

パリの街路を歩くだけでフランス中を歩いたことにできるだろうか。そう考えた人々がいた。 「たとえば、パリの街路の名前にフランスの都市名や地方名などをつけようというピュジューの提案では、地理上の相互関係や人口を考慮し、かつ河川や山脈のことも考慮…

Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて496

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 母の入院に伴う多方面からの電話待ち。 午前五時。 幾つかの外出予定が一日ずれたため今日はさらに忙しい。今日明日にまとめて…

Blog21・思い上がるヴェルデュラン夫人

内部と外部とでシャルリュスに対する評価はまるで異なるという事態がしばしば生じる。そんなわかりきったことが言いたいのだろうか。 「いまやシャルリュス氏の悪評が広まったせいで、内情に疎い人たちはその悪評が原因で氏はつき合ってもらえないのだと信じ…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ74

二〇二三年七月二十八日(金)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで …

Blog21・小文字の広場とその季節

大文字の名前としては残ることなく消え去っていく「広場」の場合はもっと面白い。「ヴァンドーム広場やグレーヴ広場のように入念に計画されたものではないし、世界史の庇護のもとにあるわけでもない」がゆえに、ありふれた日常生活の側へ充実した意味が移動…

Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて495

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 母の入院に伴う多方面からの電話待ち。 午前五時。 昨日電話があった。血管ポートを使って抗癌剤治療に用いる点滴の着脱方法を…

Blog21・ほんのわずかな違い

戦時下の社交サロン。しかし語り手は戦争についてほとんど語らない。周囲は戦争に夢中になっているのだがどれもこれも馬鹿馬鹿しい素人の「戦争ごっこ論」ばかり。話にならない。プルーストはその滑稽さをはばかることなく外部へ向けて披露する。 さて。ヴェ…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ73

二〇二三年七月二十七日(木)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで …

Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて494

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 母の入院に伴う多方面からの電話待ち。 午前五時。 読書ばかりでは退屈なので久しぶりにベートーヴェンのピアノソナタ第一番を…

Blog21・街路の動き/名前の動き

運よく生き残り活動する名前。「これが街路の動きである、名前の動きである」とはどういうことだろう。 「パリは活動的な都市、つねに動いている都市として語られてきた。だが、この町において、都市構造が持つ生命力に劣らず重要なのは、街路や広場、あるい…

Blog21・なぜか創作論

社交界の花形という方法をもっと押し進めるのがおそらく正解だったサン=ルー。シャルリュスを越えることは決してできないサン=ルー。ただ、一つだけシャルリュスを凌駕している点が認めれ、それはどんな点かといえば「謙遜と傲慢との混じり合い」だと語り…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ72

二〇二三年七月二十六日(水)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 昼食(午後二時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで …

Blog21・飛躍的「形象」の迷宮

その都度てきぱきと高速で繰り返される「形象」の更新再更新。「かつてあったものはこの今と閃光のごとく一瞬に出会い、ひとつの星座=布置を作り上げる」。 「過去がその光を現在に投射するのでも、また現在が過去にその光を投げかけるのでもない。そうでは…

Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて493

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 母の介護。 午前五時。 前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐は幸伸「やすらぐごまどうふ」。1パ…

Blog21・シャルリュスに接木されたサン=ルー

サン=ルーはどうでもいいような言葉遊びに興じる。シャルリュスと瓜二つのように近い。叔父と甥だからというわけでは必ずしもない。「たえずことばを弄んでやまず偏狭な理屈をこねるこの駄弁家」はシャルリュスでありそれを「再演するべつの俳優」がサン=…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ71

二〇二三年七月二十五日(火)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで …

Blog21・幻視されるパリ/ロンドン

ある瞬間、パリとロンドンとが二重化される。 「デゼサント〔ユイスマンスの小説『さかしま』の主人公〕はサン=ラザール駅の近くのカフェ・レストランで、すでにイギリスに来ているように感じている」(ベンヤミン「パサージュ論3・P.175~176」岩波…

Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて492

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 母の介護。 午前五時。 前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐はアサヒコ「信州安曇野おぼろ豆腐」…

Blog21・フランソワーズのさらなる移動

フランソワーズの身振り(言葉遣い)はしばしば<私>を注目させる。ここではフランソワースが所属を変えた場面。 「とうとうフランソワーズは、もう昔のようなきちんとした話しかたをしなくなった。というのも謙虚な気持から、自分よりもはるかに格下の人た…

Blog21・大江健三郎あるいは<様々なる暴力>15

リッチャンは問いかける。「どうツジツマ合わせるの?」。大江健三郎はいつだって「ツジツマ」が合わないことを知っている。「ツジツマ」の合わなさ。文字通り漱石作品の至るところで書き込まれている。漱石が言わんとしていたことはそれこそ<「ツジツマ」…

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ70

二〇二三年七月二十四日(月)。 深夜(午前三時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 朝食(午前五時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで まぐろ)七十粒摂取。 昼食(午後一時)。ヒルズのカリカリ(キトン12ヶ月まで …

Blog21・二十世紀人間のずぼらさ加減

逆説的なレトリックは必要ない。ベンヤミンが取り上げるのは「前世紀の中葉に建てられたベルリンの家のファサード」。 「室内空間が外に歩み出る。そのさまは、あたかも市民が自分の安定した幸福にすっかり自信をもって、私の家は、あなた方がそのどこを切っ…