2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十七回。 「婆娑羅シリーズ11・椿」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。 BGM1 BGM2 BGM3
プルーストは一度、「失われた時」を「総合」することができると勘違いする場面を書き込んでいる。総合・統一が可能であるかのように。それもあろうことか音楽を通してなのだ。「ヴァントゥイユの晩年の作品に総合化されているように思われた」と。 「今しが…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十六回。 「婆娑羅シリーズ10・能「定家」の二重性・<泥眼>」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いで…
<私>はいきなり<われわれ>と複数形を取る。そしていう。「われわれは光の速さに目がくらんできみたちのすがたをほとんど認めることができない」。<われわれ>のままでいいだろう。というのも、こう続くからだ。「われわれが乙女に期待する変わらぬ本性…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十五回。 「婆娑羅シリーズ9・或る日の山口小夜子」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。 BGM1 B…
プルーストはア・プリオリに《乙女たち》を特権化しているわけではまるでない。まったくの幼児でもなく世俗的凡庸性に妥協することで大人の領域へ参入することを許された女性でもまたないという数年間に限られた「時」が、《乙女たち》を《乙女たち》として…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十四回。 「婆娑羅シリーズ8・老松に観世クリムゾン」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。 BGM1…
《乙女たち》を通過させる場合に限りプルーストは独自のテーマの一つ<覗き>について極めて重要な役割を与えている。視覚はただ見るためだけにのみ与えられているのだろうか。けっしてそうではない。 「社交の集いにせよ、まじめな会話にせよ、ただの友好的…
ステレオタイプ(紋切型)だけでコミュニケーションが可能であったなら誰も(世界も)、苦痛一つ感じとることはなく、その解決に向けて動き出そうとすることもなかっただろう。最後に会ってから十年以上も後にジルベルトと再会した<私>。実は愛していたと…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十三回。 「婆娑羅シリーズ7・晴れのち曇り」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。 BGM1 BGM2 B…
ありふれた知性で構築された一般的な想念というものはあらかじめ平板化されており、平均的かつ凡庸なレベルで広く通用する恣意的なステレオタイプ(紋切型)の文章しか現わさない。残念なことだ、と思ったのだろう、プルーストはいう。「無数の閉ざされた器…
第一にアルベルチーヌからジルベルトへ、あるいはジルベルトからアルベルチーヌへと、欲望としての<私>の強度はどちらへも容易に傾きやすい点。第二にアルベルチーヌとジルベルトとの<あいだ>を、瞬時に<私>は<移動できる>という点。第三にアルベル…
アルベルチーヌとオデットとの違いについてガタリはこう述べる。実に示唆的。 「スワンのもとではすべては儀式化される傾向にあったのに対し、《話者》のもとではすべては記号論化される傾向にある。その結果、アルベルチーヌは、オデットのように夫婦間のコ…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十二回。 「婆娑羅シリーズ5・深夜の避暑」 「婆娑羅シリーズ6・クリムゾンの庭園」 いかがでしたでしょうか…
ヴァントゥイユの音楽は哲学しているわけではない。逆にヴァントゥイユの音楽は哲学しないというわけでもない。ただそれは「生成」する。そして「生成」するものはいつも「生成変化」しないではおれず、従って「散りぢりになった小楽節という形をとって崩壊…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (3)花壇。第一回。一日一度、水をやるだけ。継続して育てる場合は時宜に応じて肥料を加えています。以前育てていた黒バラは…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十一回。越前画仙紙四枚(左上・右上・左下・右下の順)使用。 「婆娑羅シリーズ4・FAR BEYOND THE SUN(左上…
プルーストはヴァントゥイユの七重奏曲について「未知の色合い」という語彙を用いて語る。音楽について述べているのになぜ絵画を見る時のように「色合い」というのだろう。「あちこちの屋敷や美術館に散在する断片のなかにわれわれがそれと感知しうるひとつ…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第十回。 「婆娑羅シリーズ3・茶室からの蹲」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。 BGM1 BGM2 BGM…
顔貌性は「制度・習慣」であり、利便的な反面、いつも大多数の支持を取り付けることによってマイノリティを抑圧・排除する装置として機能する。だが人間社会の中では、とりわけ社会人になってからも以前と変わらぬ良好な友情・友愛の政治学を保存・維持して…
最初に置かれた第一篇「スワン家のほうへ」を迂回して第二篇「花咲く乙女たちのかげに」の後半「土地の名・土地」から始めたのには理由がある。バルベック滞在のエピソードが有名だからではなくてプルーストの問いかけがバルベックへの移動から始まっている…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第九回。 「婆娑羅シリーズ2・放置大樹」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。 BGM1 BGM2 BGM3
スワンの行動範囲は社交界が主。だがスワン以外の登場人物、とりわけ<私>自身の行動範囲の中を見ても、いつもといっていいほどヴァントゥイユの音楽が響いている。プルーストは「失われた時を求めて」全編を通して主にヴァントゥイユについて語ろうとして…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第八回。 「婆娑羅シリーズ1・乱酔梅」 いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。 BGM1 BGM2 BGM3
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)陶芸。第二回。 「信楽青釉・月に憑かれたピエロ」 「備前白釉・一輪挿し」 「信楽白釉・五穀幇助」 いかがでしたでしょ…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)陶芸。第二回。 「信楽青釉・月に憑かれたピエロ」 「備前白釉・一輪挿し」 「信楽白釉・五穀幇助」 いかがでしたでしょ…
オデットへ向けたスワンの欲望は日増しに加速していく。そしてオデットを意識するあまり、仕事用のデスクの上に「エテロの娘の複製をおいた」。 「スワンは仕事机のうえに、オデットの写真のように、エテロの娘の複製をおいた」(プルースト「失われた時を求…
ヴェルデュラン家のサロンで若いピアニストがヴァントゥイユのソナタを弾き始めた。演奏が或る箇所へ差しかかったとき、スワンに緊張が走る。それは「スワンの愛するあの楽節だった」。 「ところでヴェルデュラン夫人宅で若いピアニストが演奏をはじめて数分…
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。 (2)絵画。第七回。使用する文房具は主に、定規・三角定規・分度器・コンパスなど。はがきの裏面を利用していますがサイズは…
ヴェルデュラン家の社交界(サロン)に出入りするスワン。ヴェルデュラン家は新興ブルジョワ階級であり、大貴族階級のゲルマント家とは直接なんの交流=交通もない。だがしかしスワンは両方の家から多少なりとも歓迎されている。それがスワンの強み。またス…