2019-01-11から1日間の記事一覧
資本論序文から。 「起きるかもしれない誤解を避けるために一言しておこう。資本家や土地所有者の姿を私はけっしてばら色の光のなかには描いていない。しかし、ここで人が問題にされるのは、ただ、人が経済的諸範疇の人格化であり、一定の階級関係や利害関係…
ところでカントは一方でこう述べる。 「ところで過去の時間は、私の自由にならないから、私の為す一切の行為は、もはや私の自由にならないような規定根拠によって必然的でなければならない、換言すれば、私は私の行為する時点において、決して自由ではないの…
カントはいう。 「一般に観念論の主張するところはこうである、ーーー思考する存在者のほかには、いかなるものも存在しない、我々が直感において知覚すると信じている他の一切の物は、この思考する存在者のうちにある表象にすぎない、そしてこれらの表象には…